Interview 03

いしくら たかかず

石倉 孝一

生物物理エンジニア 博士 (理学)

ここは、社員個人の力を
最大限に発揮できる場所

自らの専門性・経験を幅広い
フィールドに応用できる楽しさ

知能情報システムに入社し、現在は主に物理学系でアカデミック寄りのプロジェクトを中心に取り組んでいます。最近の例では、地球の磁気圏でトラップされている電子などの分布をフォッカー-プランクの拡散方程式を用いて解析するプログラムの開発にプロジェクトマネージャーとして関わっています。
知能情報システムには様々な分野の開発の依頼があり、身に付けた専門性や経験が、幅広い分野の仕事に応用できるので、そういったことに面白味を感じながら仕事に取り組んでいます。

ときには、誰も手をつけたことのないテーマの問い合わせがやってくることもあるのですが、ここにはそうしたチャレンジングなことにも積極的に勉強しながら取り組む空気感があって、自分の仕事の幅を広げたいと思う私にとっては楽しい環境です。私自身、今は量子アルゴリズムに興味を持っていて、今後はそのような新しい分野にも取り組んでいきたいと考えています。

自分の興味を中心に
専門性と仕事が自然に結びつく、
そこから生まれる好循環

私はもともと生物物理学シミュレーションの博士研究員でした。力学モデルをエネルギー的なグラフネットワークを用いた別のモデルに置き換えることにより、タンパク質の機能を解析する研究をしていました。
知能情報システムに入社してからも、専門性を高めていきたいと思っていましたので、仕事で得た学びから何か自分の研究テーマにフィードバックできることはないだろうかと常々考えています。
ありがたいことに、ここでは新しいプロジェクトに参画するたびに、グラフ理論や最適化などこれまであまり学ぶ機会がなかった分野を深く学ぶことができるので、新しく学んだことを自分の研究テーマにフィードバックできる機会が多く、このようなことができることも、仕事の楽しみの一つになっています。それから、新しいことを学ぶと、当然できることが増えますので、お客様からの様々な依頼に対応できるようになって、仕事の幅も広がります。こんなふうに、専門性と仕事の両方が自然な形で互いに結びつくことで、良いサイクルが回っていると実感します。

アカデミックとビジネスが
上手にミックスされた
環境だからこそ、
発揮しやすい個人の力

知能情報システムを一言で例えるなら、「アカデミック」と「企業」の良いとこどり、のような感じでしょうか。「アカデミックの良いところ」と「企業の良いところ」がいい感じに混ざっていて、仕事がとてもしやすいです。

例えば、企業の視点では、プログラミングの学習環境が整っていたり、プロジェクト運営や日常業務の進め方などの社内規定が揃っていたり、分からないことがあったら他の社員に聞ける仕組みがあったり、助け合いながら迷うことなく日々の業務に集中して取り組むことができます。アカデミックの視点では、取り組みたいプロジェクトを選べることや、セミナーのような勉強会が定期的に開催されていて自由に参加できること、様々な分野の専門性を持つ社員が近くにいるので、日々知的な刺激を受けることもそうでしょう。社員が学ぶことも含めて自主的に活動できる環境があります。会社の中にいるのに、アカデミックにいるような既視感を覚えることもよくあります。
研究していた人にとってはフィットするのではないでしょうか。
そういう環境だから、社員の雰囲気も自然体に近いですし、学ぶ意欲もとても高いです。無理に自らモチベートする必要もなく、仕事を通して自然に充実感を得ている。
これは、すこし大げさな表現かもしれませんが、知能情報システムという会社が、社員個人の力を最大限に発揮できる場を用意してくれていて、社員はその場所を上手に活用できているからだって思っています。
ロジカルな考え方と自ら学ぶ姿勢があって、自身のやりたいことを積極的に切り開きたい人には、とても心地良い環境だと思いますよ。

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